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適応障害 - コミュニケーション不全 -

適応障害の診断基準(DSM-W)


はっきりと確認できるストレス因子に反応して、そのストレス因子の始まりから3ヶ月以内に情緒面または行動面の症状の出現。


これらの症状や行動は臨床的に著しく、それは以下のどちらかによって裏付けられている。

1)そのストレス因子に暴露されたときに予測されるものをはるかに超えた苦痛。

2)社会的または職業的(学業上の)機能の著しい障害。


ストレス関連性障害は他の特定の第1軸障害の基準を満たしてないし、すでに存在している第1軸障害または第2軸障害の単なる悪化でもない。


症状は死別反応を示すものではない。


そのストレス因子(またはその結果)がひとたび終結すると症状がその後さらに6ヶ月以上持続することはない。

適応障害の特徴的な病型分類

1)抑うつ気分を伴うもの
抑うつ気分、涙もろい、または絶望感などの症状がある場合。

2)不安を伴うもの
神経質、心配、または過敏などの症状、また子供の場合には、主要な愛着の対象からの分離に対する恐怖などの症状がある場合。

3)不安と抑うつ気分の混合を伴うもの
不安と抑うつの混合である場合。

4)行為の障害を伴うもの
他人の権利、または年齢相応の主要な社会的規範を犯すなどの行為の障害(怠学、破壊、無謀運転、喧嘩、法的責任の不履行)である場合。

5)情緒と行為の混合した障害を伴うもの
情緒的症状、(抑うつ、不安など)と行為(4を参照)の両方である場合。

6)特定不能
心理社会的ストレス因子に対する不適応的な反応(身体的愁訴、ひきこもり、または職業上または学業上の停滞)で、1〜5の特定の病型に分類できないもの。


これらの症状は、あらゆる社会的不適応へと繋がる可性が多く、内的には、不安、抑うつ気分、苛立ちなどを伴ったり、外的には、不登校、対人トラブル、家庭内暴力(DV)、アルコール依存などがあると言われています。


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